Clattery Clattering
https://schusch.blog.ss-blog.jp/
動物と朝青龍を中心に記す。
そる
2020-04-29T13:19:11+09:00
ja
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未曾有の日々
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2020-04-29
2020年4月29日昭和天皇誕生日である。在宅勤務もひと月になるが、余りに快適である。通勤の日々に戻るのがイヤでしょうがない。so-netブログがssブログとなり、ssブログが売却されるというので、せっせと投稿せんとPWがおしゃかになるらしい。ゆえにこうした無意味な記事なれどUPしておく。
未分類
そる
2020-04-29T13:19:11+09:00
昭和天皇誕生日である。
在宅勤務もひと月になるが、余りに快適である。
通勤の日々に戻るのがイヤでしょうがない。
so-netブログがssブログとなり、ssブログが売却されるというので、せっせと投稿せんとPWがおしゃかになるらしい。ゆえにこうした無意味な記事なれどUPしておく。
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訃報(ハシビロコウ)
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2018-03-02
2018年3月2日Schuschが亡くなったという。Schuschは上野ハシビロコウ男、「シュシュ・ルタンガ」である。ドイツより来たりて10年余、何事も無きままに病に没した。残念なる事この上無し。感謝と共に、衷心よりSchuschを悼む。この上は天上にて、ゆっくりと安らがれたい。Vielen Dank, Schusch-Rutanga.
ハシビロコウ他動物
そる
2018-03-02T15:54:41+09:00
Schuschが亡くなったという。Schuschは上野ハシビロコウ男、「シュシュ・ルタンガ」である。
ドイツより来たりて10年余、何事も無きままに病に没した。
残念なる事この上無し。
感謝と共に、衷心よりSchuschを悼む。
この上は天上にて、ゆっくりと安らがれたい。
Vielen Dank, Schusch-Rutanga.
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げええええ
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2017-06-28
国立動物園(以下略)の記事、まだ下書きのベタなのに、公開しとった.......(汗)まだ書き漏らし等があるゆえ、一旦非公開に戻す。久々に更新したるゆえ、機能をすっかり忘れておるのだ.......やばし。
未分類
そる
2017-06-28T12:04:13+09:00
まだ書き漏らし等があるゆえ、一旦非公開に戻す。
久々に更新したるゆえ、機能をすっかり忘れておるのだ.......やばし。
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国立動物園を考えると
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2017-06-26
「国立動物園を考える会」主催の第9回シンポジウム「動物園動物の福祉 Part2」(2017/6/24開催)に行ってみた。行く気になった理由はただひとつ、TWだったかFBだったかで情報を見た折、はあ? なんで国立動物園?と思うたからである。実際のシンポジウムは、国立動物園の是非等ではなく、タイトル通り動物園動物の福祉について、であったのだが、脳内にてどうにも?が乱舞するゆえ、ここで一応書き留めておこうと思う。
ハシビロコウ他動物
そる
2017-06-26T16:47:37+09:00
第9回シンポジウム「動物園動物の福祉 Part2」(2017/6/24開催)に行ってみた。
行く気になった理由はただひとつ、TWだったかFBだったかで情報を見た折、
はあ? なんで国立動物園?
と思うたからである。
実際のシンポジウムは、国立動物園の是非等ではなく、タイトル通り動物園動物の福祉について、であったのだが、脳内にてどうにも?が乱舞するゆえ、ここで一応書き留めておこうと思う。
わが脳内を総括する一語としては、
百年早い
であった。
日本の動物園は、福祉云々以前にきちんとした飼育自体されていないところが多い。激狭小な上、その動物が住むに著しく不適正な住居・放飼場、適正でない食事、新鮮でない水(すらない場合も)など、枚挙に暇なき状況である。西洋世界で動物福祉に対する関心が顕著に潮流となっている現在、上記の要素は「福祉」以前の最低ラインであるが、われが客として見ている日本のメインストリームの動物園(まあ要するに上野多摩だな)ですら、その最低ラインがクリア出来ているかは甚だ怪しい。
成島氏の講演における「西洋(一神教)対東洋(多神教)のセンスの違い」「西洋のまんま輸入でなく日本流の福祉の発信が必要」思想には、わが脳内はほぼ絶句したり。氏は質疑応答の時間の補足で、「山川草木悉皆成仏」を引用したのだが、これを以て東洋的/日本的福祉を説くに至ってはわが脳内はいよいよ?の大乱舞である。
なぜ?なのか。
現代日本人でそんな事が体に染みついている者は圧倒少数だからである。そんな事が体現されている世であれば、あれ程の犬猫殺処分は起こらぬのであって(悉皆成仏の考え方が圧倒多数なのであれば、ペットショップからポンと飼って邪魔だからポンと捨てるような真似は誰もせぬであろう)、現代日本の動物に対する基本的な考え方は、「たかが動物」である。動物福祉や動物の権利を標榜する団体の圧力が、西洋から見れば考えられない程低いのも、そのためであろう。現代日本の動物観には動物の尊厳は殆ど存在せぬ。そして福祉以前の基本的飼育条件すら満たさぬ日本の大多数の動物園がそんな思想を持ち合わせていない事は全く明らかであって、そうした動物園が無意識に来園者に発するメッセージは、以前記した事の繰り返しになるが、「動物はこの様にヒトが悪条件でも飼って見世物にして良い、ヒトの楽しみのために存在するものである」に他ならぬ。それをどの口がぬけぬけと「山川草木悉皆成仏」と言ってのけるのか、正に?なのであった。
この「日本型福祉」の話は、
デンマークのマリウス事件/某西洋園のシロサイ安楽死
と
井の頭はな子/とべピース/釧路タイガ・ココア/のんほいマーラ/のいちミルキー
の
事例の比較を例に出てきたものである。つまり、血統上要らぬから殺処分するか、不治の病に苦しむから安楽死させるか、繁殖には何の役にも立たぬが生まれて来たものであるから出来る限り生かすか、という事で、前者を西洋的福祉、後者を日本的福祉の例として出したわけである。
だが実際、マリウス殺処分は飼育スペース以外の動物福祉とは関係ないし、一神教思想から出たものでもない。現に、EAZAはデンマークのこの行ないを支持する声明を出しているが、AZAは非難している(実際、EAZAは子作りにはかなりぞんざいな印象があり、例えばゴリラは、米国ならバースコントロールするところ、産ませて男だったら去勢したりしている)。そうした二項対立は、一見説得力があるのだが、実際には複雑な要因を全て飛び越えた物事の単純化であって、思考停止に極めて近い。
日本の動物園が殺処分をしないのは、東洋思想の慈悲の心からではない。非難されたくないから、責任を取りたくないからである。現に、生まれたはいいが育って邪魔になると、密かに動物商に出されたりしている。ゴルフ場で溺死したシマウマが誰であったか分かって衝撃を受けた動物園ファンは多かったろう。何やらの動物フェアで、動物園由来を堂々と謳われたカワウソが複数販売されているのが判明した事も拍車をかけた。マリウス事件の時に一番非難されたのは、血統的に不要なら、なぜ子供を作らせたか、なぜ産ませたか、というところである。子供で客を釣って、子供でなくなったから殺したのだという非難は多かった。前述のシマウマもカワウソも、殺したか売り飛ばしたかの違いだけであって、状況は同じである。余談だが、動物園が動物の生死去就の発表を避けたがる理由もここにあるのかと、暗然たる思いで納得した人も多かろう。
井の頭はな子については、ゾウを単独飼育する事の非は井の頭も認めているが、現実に齢60を超えた老体を全く違う環境に移動させる事は、そうした訓練を施していないはな子には正しく別な拷問であって、実現する事を得ないのであるから(名前は忘れたが米国の活動家でそうした意見を表明した人もいる。タイのサンクチュアリに連れて行くなんぞは門外漢のタワゴトだ)、これは仕方がない。
釧路タイガ・ココア/のんほいマーラ/のいちミルキー は、確かに西洋であれば殺処分になったであろう。それを生かしたるは、ある種快挙である。但し、園長も担当もどんどん変わり、一貫した運営ポリシーの存在しない日本の公立動物園には、「一生面倒看る」基盤が無い(これは安楽死させない事と表裏一体という訳だ)。そういう意味ではある種暴挙とも言えるであろう。ココアは現状維持で終生飼養出来るだろうが、ミルキーは群れ入り出来ぬので結構厳しい。マーラは、どうなるのか想像もつかぬ(水量を減らし負荷をかけるトレーニングを早目にせねば早晩進退窮まると思うが、のんほいはどう考えているのであろう)。他にも、福山市ふくちゃんはEAZA園であれば殺処分だろう。米国は治療実績があるので(治癒したかどうかはともかく)、必ずしも殺処分とは限らぬかも知れぬ........まあ米国は土地が広いから。そう、実はこれが大きい。米国は広いので、血統的に不要でも、必ずしも殺す必要がない。
...........と色々事例を考えてみたが、しかし、こうした事例は突出したものであって、レベルとしての動物福祉で語るべきではない。突出した事例については、状況毎に個別対応が原則であり、それは西洋でも同じである。クヌートは、親が育てられないなら殺せという意見もあったが人工哺育した。
もうひとつ、成島氏の話で?であったのは(氏の話を聞いて?が乱舞するのは、実は今回が初めてではない。われと氏は感覚のどこかが決定的にずれているに違いない)、某西洋園のシロサイを安楽死させた事例で、西洋ではQOLを重んじて安楽死させるが、日本では力尽きるまで殺さない事が殆どであり(ここで前述の東洋思想が出て来るのだが)、また動物は相当ひどい状態でも平然としている事が多く、前日まで元気で当日ぱったり死んだりしているので、ヒトとは痛みに対する耐性か何かが相当違うのではないか、という発言であった。
これは端的に言って、平気な顔をしているから平気なのだという発言である。これには恐れ入った。
また、前日まで元気で当日ぱったり、というのは、日ごろの定期健診等のケアをしていないと宣言しているようなものだ。更に言えば、異状を見て取れる程日頃綿密に観察していません、という声明でもある。
全くまとまっておらぬし、今思い出していない?もまだ多数あると思われるが、とにかくこうした状況で、福祉を語るのは百年早い、とわれは思うたのである。余りに否定的発言なので、最後の講演----法学者の諸坂氏によるリスクマネジメントの話のみは、頷きつつ聞き入った事を記しておく。氏の講演は常に法的側面から要点を語るゆえ、毎度非常に勉強になる。
さて、こうして?????????????となりて非常にnegativeなる気分となりつつ考えたるは、
で、なんで国立動物園?
なのである。どこから考えても、この疑問に戻る。
動物園法を制定すべし、という主張にはわれも賛成である。英国法の如く、執行機関には抜き打ち立入検査権、営業停止命令権、閉園命令権があればベストである。少なくともそれで堀井の如き低レベル園は駆逐する事を得よう(残された動物どーすんの、という大問題はあるが、それもカバー出来る法である事が望ましい)。
だが、繁殖繁殖繁殖と声高に叫び、世界潮流に対応する役割を担わせるために国立動物園を置く、というアイデアは一体どうなのか。法整備をし、なるべく公立から脱する事で活路を見出した最近の地方園の成功例から考えると、全く時代を逆行する発想ではないのか。第一、米国も欧州も、国立園はそんな役目を負っちゃいない。そして骨抜きでない動物園法を制定されたら、多くの園では、逆に繁殖が難しくなるであろう。なにしろスペースもなければ、基礎的飼育技術のなっちゃいない飼育担当者も少なからずいるのであるから。
動物福祉を本気で考えるのであれば、求められるのは、骨抜きでない動物園法だ。
国立動物園、これはお上の威光を信ずるヒト以外には、意味がない。
大体、国内の固有種すら全く護れず、密輸で禁止動物大販売や象牙を放置している国である。そんな国に動物園を管理運営する能力はない。人材を見つけて来たとしても(考える会のメンバーがやるのを前提としているのであろうが)、無能な環境省や農水省の紐付きになっては、無駄に振り回されて終わるのがせいぜいである。骨抜きでない動物園法を制定し、法を厳格に運用する何年もの実績を経て初めて、こうした議論が可能になるのであろう。ああ、百歩譲っての話だ。個人的には、国立動物園は議論の余地なく不要と思うので。
全く整理されていないが、メモであるからここまでにしておく。
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Empress、ベルギーに宮廷を移す
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2015-08-12
2015年8月12日わがEmpressターノについての新たなる知らせである。ここでわが者共の記事を上げなくなりて随分になりて、「者共」や「Empress」が誰を指す語であるか分からぬ向きも多かろうゆえ、念の為説明すると、「者共」は上野ハシビロコウの郎党、Empressは上野より欧州に移りしハシビロコウ女、わがターノを指す。突然であるが、欧州スイスのチューリヒ動物園(Zoo Zurich、uにウムラウト)では、現在オーストラリアゾーンとアフリカゾーンを大規模に変えるため大掛かりな工事が進んでおるという。先日NHK BSプレミアムにてチューリヒ動物園の特集番組があったが、アフリカの動物が一向に出て来なんだ(わがイチ押しヒガシクロサイの仔が昨年末に生まれておるのだが、ちらとしか映らなんだ)のは、その工事のせいであったらしい。
ハシビロコウ他動物
そる
2015-08-12T11:28:15+09:00
わがEmpressターノについての新たなる知らせである。
ここでわが者共の記事を上げなくなりて随分になりて、「者共」や「Empress」が誰を指す語であるか分からぬ向きも多かろうゆえ、念の為説明すると、「者共」は上野ハシビロコウの郎党、Empressは上野より欧州に移りしハシビロコウ女、わがターノを指す。
突然であるが、欧州スイスのチューリヒ動物園(Zoo Zurich、uにウムラウト)では、現在オーストラリアゾーンとアフリカゾーンを大規模に変えるため大掛かりな工事が進んでおるという。先日NHK BSプレミアムにてチューリヒ動物園の特集番組があったが、アフリカの動物が一向に出て来なんだ(わがイチ押しヒガシクロサイの仔が昨年末に生まれておるのだが、ちらとしか映らなんだ)のは、その工事のせいであったらしい。
さて、2008年にベルギーはパイリ・ダイーザ(Pairi Daiza、以下PD。当時はParc Paradisioといった)にて飼育下初繁殖のハシビロコウとして生まれし兄妹アブーとマルクーブが、翌年揃ってチューリヒに異動した事は過去記事にて述べた。ところが今年2月、兄妹は揃ってPDに帰還していたのであった。われは不覚にもつい最近それを知ったのであるが、前述の工事が異動理由のひとつであろう。更に、兄妹それぞれにペアリングの相手が必要であり、古巣PDは、兄妹の父亡き後、兄妹の母である未亡人(ヒトではないが)ともう一羽の男が番わず(男の方が未亡人の誘いに応じず、一向に興味を示さぬという)、また、未亡人は兄妹の母であるから、兄と番わせる訳にもいかず、いっそのこと色々試してみましょうという結論に達したるらしく、ドイツはヴッパータール(Zoo Wuppertal)にもお声のかかりたり。劃してヴッパータールの男女もPDに送られ、現在3園のハシビロコウがPDに結集しているのであった。つまり、である。ヴッパータールに宮廷を開いておりしわがEmpressターノも、現在PDに居る、訳なのである。
われが把握している時点でのメンバーは、
PD 1.1(男と兄妹の母)
ZZ 1.1(PD生まれの兄妹)
ZW 1.1(男とわがターノ)
なはずで(これも既に古いやも知れぬが)、一応兄妹以外総当たりで試す事が可能な訳である。ご存知の向きも多かろうが、PDは初の飼育下繁殖を成し遂げたる園にて、繁殖に向け徹底的に整えた環境を持つ。となれば、わがEmpressの、母となる事も、充分にあり得る話ではないか!
ペアリングの成立したる場合(全員ペアリング成立なんてうまい話は、さすがになかろうが)、3園にどの組み合わせが戻されるのかはまだまだ未定であろうが、チューリヒのアフリカゾーン完成まではまだ時間のかかろうし、事が繁殖であるから、PDは恐らくじっくりと取り組むであろう。面白き事になってきたものである。
という事で、わがEmpressターノは、宮廷を暫定的にPDに移した。現在の名前は、暫定的にTano Maria von Ueno, Wuppertal und Pairi Daizaとしておくとする。
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【訃報】マレーグマ(札幌) 追記あり
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2015-07-27
2015年7月27日今朝方twitterを見て仰天した。「マレーグマのウッチーが死亡しました」われは土日はPCを立ち上げぬゆえ、全く知らなんだのである。このブログ主にリンク許可を得ようとしたのであるが、コメント欄が閉鎖されておりメアドも無きゆえ果たされなんだ。(許可頂いた。2015/07/28)ともかく、ただ愕然とするばかりであった。
ハシビロコウ他動物
そる
2015-07-27T15:06:47+09:00
今朝方twitterを見て仰天した。
「マレーグマのウッチーが死亡しました」
われは土日はPCを立ち上げぬゆえ、全く知らなんだのである。
このブログ主にリンク許可を得ようとしたのであるが、コメント欄が閉鎖されておりメアドも無きゆえ果たされなんだ。(許可頂いた。2015/07/28)
ともかく、ただ愕然とするばかりであった。
ウッチーは野生由来の30歳メスである。マレーグマとしては高齢中の高齢、飼育下では普通に生きても20代半が寿命である。つまりばあさんである。
円山は繁殖を目的に、このウッチーをウメキチと同居させ、結果的に死に至らしめたのである。
この度の同居、円山言う処の「同居訓練」には、明らかに無理がある。
まず前述の通り、年齢。
仮に発情を保っていたとしても(ヒトでもたまに60代で出産等というのがあるが)、マレーグマの30歳は80歳超えに匹敵するであろう。当然、受胎は相当難しい。というか無理である。百歩譲って受胎したとしても、超高齢出産には大変なリスクが伴う。
そしてヒトがそうであるように、動物においても、高齢者は変化を嫌い、好みが偏向する。視力なども衰えているであろうし、周囲に対し気を配る能力が落ちていると考えた方が良い。動物は「近頃物があまり見えなくて」「あらそうだったっけ、気付かなかった」等とは言ってくれぬのであるから、これは飼育側が充分に斟酌し判断すべき事柄である。但し、無能な担当者は、問題無しと判断する可能性が高く、そう判断したからこその今回の惨劇となるのであるが。
次に、相性。
これに先立ち、先月にも「同居訓練」が行なわれたる事が、冒頭にリンクしたブログの過去記事から知れた。その記事を見て、われは呆然としたり。おいしい果物を二名分、別々の場所に分けて出し、二名は「同居」させられた。最初は友好的に互いの匂いを嗅ぎ合ったりしているのであるが、食べ物に気を取られたウッチーがウメキチを振り払ったところから、事態は急転直下、最悪の暴行に変わるのである。写真を見ると今回同様、相当ひどいものであるが、担当者はこれを「よくある力比べのちょっとエスカレートしたもの」程度である、とブログ主に説明したらしい。一体、日本中のマレーグマの誰が、ちょっとした力比べで満身創痍になるのか。この時点で、担当者は既に終わっている。また、ウッチーの振り払い行為であるが、これこそ高齢者の典型的態度である。動物は基本的に快不快原則が優先する訳であるが、他の個体への気配り(「この相手、大丈夫かな」と様子を窺ったり、力関係を推し量ったりする事)よりも目の前の果物の方が優先してしまうのは高齢者であればむべなるかなといった心理である。そもそも放飼場を交代で使用している場合、どちらもそこを自分の縄張りと認識するのであって、互いに「自分の縄張りに別のやつがいる。これは友好的か敵か」と腹の底を探り合うのだが、片方がそうした能力の落ちている高齢者であるのに、そういう緊張の場に、集中を切らす食い物を置くなど論外である。二か所出そうが関係ない。「あたしはこっち、あなたはあっち」が通用するのは、互いの存在に慣れた同居者同士の場合だけである。そして単なる小競り合いではなく、既にこの時点でウメキチはウッチーに本格的な(つまり本気の)暴行を加えており、両者の関係性は決定的に最悪となった。
そうした前振りがあるにも拘わらず、担当者は又しても「同居訓練」を断行した。そして当然の事として、ウッチーは再び惨い暴行を受けた。リンク先には当時の模様の動画がリンクされているのだが(見たらトラウマになりそうな暴行ゆえ、冷静に見れぬ向きにはお勧め出来ぬ)、これだけ苛烈な暴行が加えられているにも拘わらず、この短くない動画の時間中、飼育担当者が事態を収拾しようと動いた気配は微塵も無い。担当者が前回の暴行を完全に軽視していた事は明らかである。「よくある力比べ」と軽く言うが、担当者は本当のよくある力比べを実際に見た事があるのか、極めて疑わしい。
また、こうした試験同居の場合、上手くゆかず険悪になってしまう事は、当然ながらあり得る。その場合の方策が、今回は全く見えぬ。一旦両者を放飼場に放てば、ヒトが割って入る訳にはゆかぬのである。それは明らかなのであるから、ではどうするか、をきちんと決めておかねばならぬ訳だが、この動画を見て、担当者がきちんと方策を手立てしたとはとても思えぬ。仮に方策があったにせよ、それは全く機能しておらぬ訳で、機能せぬ方策は方策にあらず、単なる実効性無き愚策に過ぎぬ。
<追記>**
本記事UP時には把握しておらなんだとんでもなき暴挙が行なわれておったゆえ、以下追記する。
円山は、なんと3頭同時に放飼場に出しておった。
年齢よりも何よりも、クマのペアリングにこれは有り得ぬ。
しかも理由が、なだめ役だの何だのと、全く意味不明な上に二転三転しており、つまりは何の根拠も無く3頭同居の「訓練」を行なったという事になる。暴挙、軽挙、愚挙以外の何物でもない。われはツイッターでこれを目にし、怒りの余り眩暈を覚えたり。当該担当者は、他にも「力関係をはっきりさせないと(ペアリングが)進まない」という主旨の事を常連来園者である冒頭のブログ主に言ったと聞く。
この担当者は面倒くさがりなのか? ウメキチは成熟しつつある男であり、力関係がじきに逆転する事は明らかである。そしてコアラじゃあるまいし、基本的に力任せの強姦による交尾はせぬ。群居動物であれば、受入や地位の確定の問題があるから、複数頭で見合いさせる事はあるが、マレーグマはクマなのである。かなり脈のある様子になりつつあったウメキチとハッピィの関係は、ウッチー受難の一件で一変した。ウッチー死亡後のペアリングにおいて、ハッピィはウメキチに対し、完全に委縮してしまい、なすがままにされておったとブログ主は書いている。担当者が目指したのは、こんな関係だったのか。であるとすれば、正にどシロート以下である。
結果的にはウメキチがウッチーを殺した事になってしまったが、無論ウメキチには何の落ち度もない。全ては飼育側の責任であり、ウッチーを殺したのは担当者である。超高齢者をつかまえて、一度同居に失敗している事を軽視し、自然受胎を目論む時点で終わっている。野生由来であるから出来れば仔を取りたい、というのであれば、人工授精という選択肢もあった筈である。高齢者に麻酔は危険だが、同じ死亡リスクなら、少なく共痛みと恐怖を味わわせる事無く済ませる事が出来る。ウッチーをあれ程酷い目に合わせ死亡させる理由には全くならぬ。担当者は日頃きちんと動物を観察していたのか。繁殖についてしっかり研究していたのか。他のスタッフや、経験豊富な他園の意見は聞いたのか。
われは同様の事を既にtweetしたのだが、念の為ここにまとめておくものである。
円山は数年前には不注意で仔熊を成体メス*に殺させた。われは知らなかったが、今年はコツメカワウソを溺死させたという。そしてウッチーをウメキチに殺させた。そんな事をさせるために、上野はウメキチを送り出したのではない。
死んだ者を生き返らせる事は出来ぬ。失いし命は二度と還らぬ。
反省無き者に、飼育の資格は無い。円山は経緯とウッチーの死因を公にせねばならぬ。もうこれ以上殺さぬために。
全く、どいつもこいつも。
今日びは飼育係になるのは非常な難関の筈である。であるのに何故、斯くも己がひとりよがりに酔い、動物を軽視する輩が後を絶たぬのか。
* 当初オスと書いたが、メスが正しいとのご指摘を頂き訂正した。28/07/2015
** 肝心な事を追記した。31/07/2015
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弔い
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2015-01-09
2015年1月9日上野に行った。実は昨日も、上野に行った。コハル急逝の報を受け、とるものもとりあえず(にしては発表翌日だが)、駆けつけてみたのである。勿論コハルは既におらぬのだが、キリン舎前には立派なるテントの下に献花台が設えられ、花束やリンゴ、ミカンなどが供えられており、黒縁の写真が掲げられておった。写真をしげしげと見入る。コハルは元気でここに居るのを当然と思うておったわれは、正しく愚か者であった。一方のヒナタは、見た目には比較的落ち着いておるが、時折「ねーちゃんどこ?」的見回しを行なうがゆえ、心痛きものがあった。外回り途中ゆえ、翌日改めて献花する事とし、早々に辞去したのが昨日である。外回りを終え、帰社の途上、職場の近所の花屋に寄りて、花束を頼む。用途を聞かれ、「上野のキリンが亡くなったので」と言うと、花屋さん「えっ!」聞けば5歳の息子氏が上野キリンの大ファンだそうで、「いい花束にしますよ」と言うてくれる。翌日はまず昼休みに献花に行くつもりであって、1/09の11:30-12:00の間に引取りの約束をしたり。
ハシビロコウ他動物
そる
2015-01-09T19:37:50+09:00
上野に行った。
実は昨日も、上野に行った。コハル急逝の報を受け、とるものもとりあえず(にしては発表翌日だが)、駆けつけてみたのである。勿論コハルは既におらぬのだが、キリン舎前には立派なるテントの下に献花台が設えられ、花束やリンゴ、ミカンなどが供えられており、黒縁の写真が掲げられておった。写真をしげしげと見入る。コハルは元気でここに居るのを当然と思うておったわれは、正しく愚か者であった。一方のヒナタは、見た目には比較的落ち着いておるが、時折「ねーちゃんどこ?」的見回しを行なうがゆえ、心痛きものがあった。外回り途中ゆえ、翌日改めて献花する事とし、早々に辞去したのが昨日である。外回りを終え、帰社の途上、職場の近所の花屋に寄りて、花束を頼む。用途を聞かれ、「上野のキリンが亡くなったので」と言うと、花屋さん「えっ!」聞けば5歳の息子氏が上野キリンの大ファンだそうで、「いい花束にしますよ」と言うてくれる。翌日はまず昼休みに献花に行くつもりであって、1/09の11:30-12:00の間に引取りの約束をしたり。
さて翌日即ち本日となりて、朝ふと動物園仲間のmick氏の頭に浮かび、出勤途上に花束の追加を申し込む。わが花束は、キリンなので黄色(花屋曰く)を入れ、さし色としてピンクのチューリップ他色々で、大きな花束にしてもろうている(予定)だが、もうひとつは、コハルらしく春っぽい可愛らしい花束をと思い、ピンクを中心に女の子っぽい花束として注文した。
昼となりて、花屋へ行くと、この金額では申し訳ない程の素晴らしい花束2点が出来ており、実に感謝に堪えぬ。良き花屋に作ってもらえてよかった。これもコハルの仁徳というものであろう(われではない)。
何しろ花束がでかきゆえ、タクシーにて上野に着け、早速献花台に向かう。が、献花台は、撤去されておった。というのも本日は強風にて、テントは危険ゆえ、写真のみそのまま、花は池之端門で預かるとの事であった。
☆コハル遺影
美しきコハルを美しき花束で飾ってやりたかったのであるが、強風では仕方無し。花束を預け、われは写真に戻り、またもしげしげと見入る。新年の挨拶もせずに逝かれてしもうたるは、実に痛恨である。これ程早く逝くとは思いもせなんだのである。改めて手を合わせたるのち、他の者も心配となり、西園の馴染みに一通り挨拶して回る。一応、とりあえず、今のところは、皆無事のようである。ミリーは足を傷めておるのであるが、これが又原因不明との事で、左足の腫れの引かず、心配ではある。
改めて、感謝と共に、コハルを悼む。ヒナタには、一日も早う新たなる仲間を与えられたい。ヒナタの、生まれてこの方一度も独り暮らしをしたる事の無き者ゆえ。多摩には年頃も合う個体のおれば、遠からず、と祈る。
コハルは、本当に美女であった。
日本一の美女キリンであった。
コハルありがとう。大好きだったぞ。
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【訃報】 アミメキリン
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2015-01-07-1
2015年1月7日本日本blogの年始挨拶にて更新した。その同日に斯様なるニュースを受け取るとは、思いもよらなんだ。コハルが亡くなった。コハルは、上野のキリンである。現時点では、死亡の事実の伝えられたるのみにて、死因については調査中との事である。前夜は何ら異状のみられず、朝になりて、飼育担当者の、死亡したるを発見せりという。コハル、なんという事だ。まだコハルに年始の挨拶もせぬ内に、これ程突然に逝ってしまうとは。無意識に、コハルはいつも元気だと思い込んでおった自分を恥じる。しかし酷いではないか、挨拶も無しに------いや、挨拶しようにも上野に詣でなんだはわれである。すまぬ。本当にすまぬ。どうか天上では、フミに迎えられてのんびり過ごしてくれ。呼ぶのが早過ぎたぞフミ。いやそれは八つ当たりか。衷心より、コハルを悼む。感謝と共に、だがしかし、早過ぎるではないか.................
ハシビロコウ他動物
そる
2015-01-07T16:12:32+09:00
本日本blogの年始挨拶にて更新した。その同日に斯様なるニュースを受け取るとは、思いもよらなんだ。
コハルが亡くなった。
コハルは、上野のキリンである。現時点では、死亡の事実の伝えられたるのみにて、死因については調査中との事である。前夜は何ら異状のみられず、朝になりて、飼育担当者の、死亡したるを発見せりという。
コハル、なんという事だ。まだコハルに年始の挨拶もせぬ内に、これ程突然に逝ってしまうとは。
無意識に、コハルはいつも元気だと思い込んでおった自分を恥じる。しかし酷いではないか、挨拶も無しに------いや、挨拶しようにも上野に詣でなんだはわれである。すまぬ。本当にすまぬ。
どうか天上では、フミに迎えられてのんびり過ごしてくれ。
呼ぶのが早過ぎたぞフミ。いやそれは八つ当たりか。
衷心より、コハルを悼む。感謝と共に、だがしかし、早過ぎるではないか.................
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謹賀新年
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2015-01-07
2015年1月07日見れば昨年8月で更新の滞りしを知る(汗)が、ま、それはともかく。久しぶりに松の内の挨拶である。☆いえーい☆☆☆きんがしんにぇんにゃー☆☆☆オれことしわでれでれしることにきめたんにゃ。やっぱしこーしてでれでれしてんにょが、ただしいにぇことゆーもにょにゃ。えっ?
雑
そる
2015-01-07T11:49:14+09:00
見れば昨年8月で更新の滞りしを知る(汗)が、ま、それはともかく。
久しぶりに松の内の挨拶である。
☆いえーい☆☆☆きんがしんにぇんにゃー☆☆☆
オれことしわでれでれしることにきめたんにゃ。
やっぱしこーしてでれでれしてんにょが、ただしいにぇことゆーもにょにゃ。
えっ?
うわああああ、ママにゃあああああ(汗)
まじい、しょふぁにょしたにかくれんにゃ。これであんしんにゃ。
えっ?
ぎゃああああ、にーちゃんにゃあああああ(滝汗)
やっぱしここまでにげにゃきゃだめにゃ。ここにゃらあんしんにゃ。
えっ?
ぐおおおおお、とーちゃんにゃあああああ(涙目)
ごめんにゃさいにゃ、オれがわゆかったにゃ、ちゃんとキリッとしるにゃ、だからゆゆしてにゃ、おにぇがいにゃ。
あけましておめでとうごじゃいましにゃ。(キリッ)
あーちかれた。さ、腰ポンしてにゃ。
ニャン太の、及びひたすら腰ポンさせられる下僕の、新年であった...........
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祝・新米父ちゃん(オオアリクイ)
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-08-27
2014年8月27日左足小指の傷も一向に痛みの取れず、いらいらと過ごすわれであるが、朗報の舞い込んだり。上野西園走禽舎の地獄より、無事日本平に脱出するを得たるフジオの、早くも仔をもうけたりという。誕生は8/18の事であるという。ガンコは残念な事と相成ったが、子作りについては既に実績あるフジオだけに、当然の結果とも言えるが、ともあれその頑張りを讃える。フジオは娘(非公式性別)を見ずして上野を脱出したるゆえ、父としては初めて子を見る事になるであろう(かなり後の事になるが)。
ハシビロコウ他動物
そる
2014-08-27T12:55:41+09:00
左足小指の傷も一向に痛みの取れず、いらいらと過ごすわれであるが、朗報の舞い込んだり。
上野西園走禽舎の地獄より、無事日本平に脱出するを得たるフジオの、早くも仔をもうけたりという。誕生は8/18の事であるという。ガンコは残念な事と相成ったが、子作りについては既に実績あるフジオだけに、当然の結果とも言えるが、ともあれその頑張りを讃える。フジオは娘(非公式性別)を見ずして上野を脱出したるゆえ、父としては初めて子を見る事になるであろう(かなり後の事になるが)。
ご興味の向きには、日本平動物園website をチェックされたい。DIARY欄に写真と共にニュースが、此れ迄のところ3回に亘りUPされておる。体躯は過去と比べても標準的との事で、まずはめでたき事である。日本平はアリクイ飼育の経験豊富にして(亡きガンコも日本平からのB/L個体であった)、7割方心配あるまい。成長を楽しみにwebsiteをチェックしてゆくとしよう。
姉(非公式性別)に当たる上野ジジ(非公式名)も、嫁に行くのが望ましい。一刻も早く上野西園走禽舎を脱出出来る様、衷心より祈るわれである。
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完売御礼
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-08-18
2014年8月15日8/11の負傷のお蔭で、われは左足小指の傷を以て、折角の盆休に活動する能わず、上野に詣でたるはようやく盆休3日目の本日、痛みをおしての事であった。 というのも、本来なれば8/11(月)日中に購入のハズであった「限定アサンテタオル」の購入の、未だ果たせざるがゆえである。しかしながら四日も経つというに、一向に痛みは引かず、内出血を示す面積も広がる一方であった。これは見るだに怖ろしいのであるが、実際は小指の内出血が足の甲へと下がって(上がってか?)来たるのみであって、実のところは数日で消えると思われたり。が、何というても痛みである。靴履く能わず。仕方無きゆえ、拙宅庭や地元町内徘徊用のサンダルを履きて(先に進むにつれ広がっておるゆえ、小指を比較的圧迫せぬ)、変な歩き方をしつつヒコヒコと進まざるを得なんだ。それゆえ、当初予定では朝一番で入園を果たすハズのところ、池之端門に辿り着いたるは、早めに出発したにも拘わらず既に10時近くのことであった。歩く速度の余りにも遅し。平素の倍はかかっておる。げに忌々しき事である。
わが身の不幸
そる
2014-08-18T13:47:45+09:00
8/11の負傷のお蔭で、われは左足小指の傷を以て、折角の盆休に活動する能わず、上野に詣でたるはようやく盆休3日目の本日、痛みをおしての事であった。 というのも、本来なれば8/11(月)日中に購入のハズであった「限定アサンテタオル」の購入の、未だ果たせざるがゆえである。しかしながら四日も経つというに、一向に痛みは引かず、内出血を示す面積も広がる一方であった。これは見るだに怖ろしいのであるが、実際は小指の内出血が足の甲へと下がって(上がってか?)来たるのみであって、実のところは数日で消えると思われたり。が、何というても痛みである。靴履く能わず。仕方無きゆえ、拙宅庭や地元町内徘徊用のサンダルを履きて(先に進むにつれ広がっておるゆえ、小指を比較的圧迫せぬ)、変な歩き方をしつつヒコヒコと進まざるを得なんだ。それゆえ、当初予定では朝一番で入園を果たすハズのところ、池之端門に辿り着いたるは、早めに出発したにも拘わらず既に10時近くのことであった。歩く速度の余りにも遅し。平素の倍はかかっておる。げに忌々しき事である。
折角来たのであるから、まずは者共に挨拶し、オカピ、キリン、サイにも当然挨拶する。特にサイは、マロの空堀(結果的に)にて朝食ゆえ、食する様の極近くにて拝め、眼福であった。アルゴの食事は通常通りの場所であったが、これも悠々と食す様のゆるりと拝め、眼福であった。者共に戻りて暫し見しのち、走禽舎へと振り返れば、ツチブタ放飼場の、本日もやはり「アオコ予備軍」化しておる。クソな放飼場改悪がこの結果を導き出したるは、既に工事直後から完全に判明しておった事である。というか、工事する前からそんなこたあ自明の理であったのであるが、そのイロハのイも分からぬクソな愚か者のみが斯様なクソ工事をやらかしたるを得るのであって、被害を蒙るはひたすら居住者であるから、走禽舎住民には誠に申し訳無い以外の言葉の無し。
怒りつつ、われは本日の目的地たる売店へ向かう。入店し見回すが、アサンテタオルの影も無し。仕方無く、店員の御嬢さんに尋ぬる事とする。
われ「あのー、限定アサンテじゃないハシビロタオルはどこですか」
娘御「あ、すいません、おかげさまで売り切れました」
われ「えっっっ!.........完売ですか?(汗)」
娘御「はい、申し訳ありません。割と早くに完売して、うちわも。早かったです」
われ「いつ頃売り切れてしまったのですか。確か一度品切れして『8/09に再入荷』と聞きましたが」
娘御「ええと、火曜ぐらいに売り切れたと思います。うちわも。」
われ「東園の売店には.....」
娘御「すみません、もう.........」
われ「..........................そうですか完売ですか(泣)」
土曜再入荷で火曜完売とは、早き事である。者共は最早堂々トップスターなのであった。
そもそも左足小指の負傷さへ無ければ、われは月曜に来園し、購入しておった筈なのである。げに忌々しきは負傷である。しかも痛む足を引きずりて必死に来てみれば、完売である完売。おおお、なんたることぞ。
がっくりと肩を落とし、とぼとぼと帰途につくわれであった。(号泣)
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【訃報】ハシビロコウ(高知)
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-08-12
2014年8月12日去る8/10に、高知県立のいち動物公園のハシビロコウ「とと」の死亡せりという。急死という事で、詳細は分からぬ。なんというても、のいちのwebsiteに訃報の未だ無く、この知らせのソースは高知新聞のweb記事である。われ個人は、mick氏よりご連絡を頂き知った。恐らくのいちは、解剖結果(=死因の特定)等を待ってニュースをUPするつもりなのであろう。「とと」とは面識無きゆえ、かつて展示開始早々にのいちを訪問されたmick氏に当時お知らせ頂いた様子など思い出すのみである。まずは冥福を祈る。
ハシビロコウ他動物
そる
2014-08-12T10:04:59+09:00
去る8/10に、高知県立のいち動物公園のハシビロコウ「とと」の死亡せりという。急死という事で、詳細は分からぬ。なんというても、のいちのwebsiteに訃報の未だ無く、この知らせのソースは高知新聞のweb記事である。われ個人は、mick氏よりご連絡を頂き知った。恐らくのいちは、解剖結果(=死因の特定)等を待ってニュースをUPするつもりなのであろう。「とと」とは面識無きゆえ、かつて展示開始早々にのいちを訪問されたmick氏に当時お知らせ頂いた様子など思い出すのみである。まずは冥福を祈る。
ところで、高知新聞の記事で知ったのだが、ここも金魚なんぞを与えておったのかと仰天する。わが感覚では到底有り得ぬのであるが、那須でも飼料に金魚を試したと平然と言っておったし、もしや日本において、金魚は動物園の飼育動物(まあトリであるが)の飼料として一般的なのか?ましてや「とと」は野生個体だというではないか。ひなに毛(いや羽根)の生えたる程度の若鳥だったにしても、金魚はないだろう金魚は。
いずれにせよ、詳報が待たれる。
それにしても、各地のハシビロコウ、受難続きである。
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茹でたシャウエッセン
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-08-11
2014年8月11日早朝の事であった。われは拙宅庭にて、鉢合わせせし2名の猫を、交通整理しておった。1名(黒猫。通称くろすけ)を左手塀からの左方面への移動、もう1名(黒白猫。通称はらしろ)は右手通路より右方面への移動との目論見にて距離を詰めておった。2名は順調に各々が進行方向を進んでおるも、突如くろすけの右90度旋回に及び、われは大慌てにて右足を大きく進め進路を制す。くろすけは無事再度左90度に旋回し左手塀に飛び乗りしが、そこにおったのが、拙宅駐車場所より隣家を迂回して拙宅庭に至らむとしておった新たなる1名(茶トラ猫。通称れっく)であった。れっくは拙宅庭常連最古参ゆえ、われは常々その動向を最優先とす。今回、れっくとしては、左塀より裏側隣家の2階ベランダ下にて暑くなる迄のひと時をのんびり過ごそうとの意図のありしが、なにしろその迂回は早過ぎたり。つい先程まで駐車場所におったれっくの、これ程早く迂回を果たすの予想外であって、われはまたも大慌てする。れっくも大慌てで大ジャンプの末、からくも隣家ひさしを伝いて裏側隣家前の道に逃れ(ベランダ下に飛び上がりし場合、くろすけの追尾を受けるリスクのあるゆえ。瞬時のこの判断は驚嘆に値する)、くろすけもそのまま左塀上を無事遠ざかって行く。
わが身の不幸
そる
2014-08-11T15:21:56+09:00
早朝の事であった。
われは拙宅庭にて、鉢合わせせし2名の猫を、交通整理しておった。1名(黒猫。通称くろすけ)を左手塀からの左方面への移動、もう1名(黒白猫。通称はらしろ)は右手通路より右方面への移動との目論見にて距離を詰めておった。2名は順調に各々が進行方向を進んでおるも、突如くろすけの右90度旋回に及び、われは大慌てにて右足を大きく進め進路を制す。くろすけは無事再度左90度に旋回し左手塀に飛び乗りしが、そこにおったのが、拙宅駐車場所より隣家を迂回して拙宅庭に至らむとしておった新たなる1名(茶トラ猫。通称れっく)であった。れっくは拙宅庭常連最古参ゆえ、われは常々その動向を最優先とす。今回、れっくとしては、左塀より裏側隣家の2階ベランダ下にて暑くなる迄のひと時をのんびり過ごそうとの意図のありしが、なにしろその迂回は早過ぎたり。つい先程まで駐車場所におったれっくの、これ程早く迂回を果たすの予想外であって、われはまたも大慌てする。れっくも大慌てで大ジャンプの末、からくも隣家ひさしを伝いて裏側隣家前の道に逃れ(ベランダ下に飛び上がりし場合、くろすけの追尾を受けるリスクのあるゆえ。瞬時のこの判断は驚嘆に値する)、くろすけもそのまま左塀上を無事遠ざかって行く。
さて残されたる大慌てしたるわれには、ただ左足小指の激痛のみ残りたる。大慌ての拍子に、先程踏み出したる右足の大きくぐらつき、咄嗟に横に出したる左足の、薔薇植木鉢に刺さる支持棒をどの様にかは分からぬが蹴倒し(早い話が空中で支持棒につまづいた)、結果的に植木鉢をまたぐ格好にて着地したる際、小指側からガツーンと体重を乗せてしもうたがゆえである。これは絶対小指の折れたりと思わるる激痛であったが、試みに動かしてみると、割と普通に動き、普通に歩くを得たり。支持棒をみれば、一体如何なる力でこうなったか根元よりぐっきりと曲がっておる。これは金属芯の入りし棒にて、曲りを戻すのに実に難儀せり。ロイロット博士の曲げたる火かき棒をぐいと戻すホームズの如くには全く行かず、遂には面倒になりて撤去に及ぶ。そもそも、とうに用済みとなりし支持棒を撤去せず、鉢に刺さりしままに放置しておいたる事こそ問題の根本にあった訳であるが、後悔先に立たず。
左足小指の、当初は前述の通り大した事の無き様に見えたる(靴下を脱ぎてみるも、さしたる変化の見受けられず)が、時を追うにつれ、ずきずきと痛み始め、表面も徐々に紫に変化して来をり。受傷したるは朝6時頃であるが、出勤時刻の8時には、既にへんな歩き方でなければ動けなくなっておった。やはり骨折かと冷や汗だらだらにて、スニーカーはやめにして、庭履き用のサンダルにて外出、出勤途中に地元の整形外科に寄る。レントゲン撮影の結果、幸いにも折れてはおらなんだ。が、当の左足小指のぷりんぷりんに腫れ上がり、茹でたるシャウエッセンの如きである。痛み止めの貼り薬(ロキソニンテープ)の処方され、1枚は看護婦さんの貼ってくれたるが、貼りし後の方がはるかに痛く、最早びっこをひかずに歩む事能わず。恐らくは貼り薬の圧迫と可動域の低減化の、逆に痛みをもたらしたるやに思われる。なにしろいてえ。ホネ折れてなかろうが関係ねえ。
本日は、上野に行きて限定アサンテタオルを購入の予定であったが、現状では不可能である。しかも、明後日よりの盆休みは、「夜な夜な上野詣で」「一度は多摩詣で」を企てておったが、現状ではかなり無理くさい。
ぐおおおおおお、なんたることぞ。
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那須どうぶつ王国のハシビロコウの飼育環境が余りに酷い件
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-07-15
2014年7月15日Marigold氏のblogの7/14記事を見、絶句する。那須どうぶつ王国に新規導入されたるハシビロコウの記事である。これより先は、Marigold氏の記事に仰天し、リンク及び検索によって集めたる、即ち伝聞情報を基に語るゆえ、突っ込みどころもあろうが、この際突っ込み・批判は受けて立つ。 日頃より、私立動物園というのは、かなり斜めに見ておるわれであるが、那須のハシビロの扱いは、ハコの新しき以外、悪名高き地方のクマ牧場もどき(あれを牧場と呼ぶのは全くどうかしておる)と大差無し。那須には男2女1計3が居るというが、これが面積も高さも不十分、採光もロクでも無き細長き一部屋に横に並びて展示されておる。放飼場は無く、この室内展示のみという。各々の寝室が別に存在するのか、どなたも言及しておられぬので不明であるが、それにしても、ハシビロの男2女1を一部屋に横並びに!隔てるものは、至極テキトーな藤の蔓のぶっといのといった感じの木材の、各々のスペースの狭間に申し訳程度に組まれておる。写真や動画を見た限りでは、羽も切られておらぬゆえ、この柵もどきを越えようと思えば容易く越えるを得る。しかも、テキトーに池っぽく(もしくは川っぽく)作られたる水場の、水深2~5cmにして、おまけにここには柵もどきすら無く、行き来しようと思えば容易く行き来するを得る。ここに男2女1が押し込まれておるのである。血を見るは必定である。そして現に(傷の程度からすると度々)血を見ており、女1のくちばしはぼこぼこであって、身体は度々震え挙動不審、そして腹部の羽のぼろぼろ加減から、羽抜きをしておるのではないかと思われる。羽抜きは、ストレスに曝されたる被飼育オウム等によく現われる症状として知られるが、ハシビロコウに出ぬという保証は無く、また、腹部であるから、攻撃されたとしても攻撃者には毟られ難い位置であって、羽繕い時に過度に弄りて抜いている事が疑われる。
ハシビロコウ他動物
そる
2014-07-15T16:28:37+09:00
Marigold氏のblog の7/14記事を見、絶句する。那須どうぶつ王国に新規導入されたるハシビロコウの記事である。
これより先は、Marigold氏の記事に仰天し、リンク及び検索によって集めたる、即ち伝聞情報を基に語るゆえ、突っ込みどころもあろうが、この際突っ込み・批判は受けて立つ。
日頃より、私立動物園というのは、かなり斜めに見ておるわれであるが、那須のハシビロの扱いは、ハコの新しき以外、悪名高き地方のクマ牧場もどき(あれを牧場と呼ぶのは全くどうかしておる)と大差無し。那須には男2女1計3が居るというが、これが面積も高さも不十分、採光もロクでも無き細長き一部屋に横に並びて展示されておる。放飼場は無く、この室内展示のみという。各々の寝室が別に存在するのか、どなたも言及しておられぬので不明であるが、それにしても、ハシビロの男2女1を一部屋に横並びに!隔てるものは、至極テキトーな藤の蔓のぶっといのといった感じの木材の、各々のスペースの狭間に申し訳程度に組まれておる。写真や動画を見た限りでは、羽も切られておらぬゆえ、この柵もどきを越えようと思えば容易く越えるを得る。しかも、テキトーに池っぽく(もしくは川っぽく)作られたる水場の、水深2~5cmにして、おまけにここには柵もどきすら無く、行き来しようと思えば容易く行き来するを得る。ここに男2女1が押し込まれておるのである。血を見るは必定である。そして現に(傷の程度からすると度々)血を見ており、女1のくちばしはぼこぼこであって、身体は度々震え挙動不審、そして腹部の羽のぼろぼろ加減から、羽抜きをしておるのではないかと思われる。羽抜きは、ストレスに曝されたる被飼育オウム等によく現われる症状として知られるが、ハシビロコウに出ぬという保証は無く、また、腹部であるから、攻撃されたとしても攻撃者には毟られ難い位置であって、羽繕い時に過度に弄りて抜いている事が疑われる。
そもそも男x男にせよ男x女にせよ、2名一緒にしただけで血を見るか、もしくは一方(弱い方)の精神状態に恐慌を来たすは、2014年現在のハシビロコウ飼育においては、イロハのイである。かつては上野も、それを知らずに全員一斉放飼場出しをしており、ミリーやアサンテの、恐慌状態となり常同行動などの行動異常を示す日々のあり、ハトゥーウェと一騎打ちに及んだわがempressターノも、男の力にはかなわずぼこぼこにされ、上クチバシに酷き傷を負うた。野郎2名にしても、室内のハトゥーウェと、旧ハシビロ池の庭を挟んで竹垣の向こうにおったSchuschの、互いに5m離れたる場所でエアど突き合いを繰り広げ、一方はガラスを割り、一方は竹垣を壊すという惨事のあり(この話は何度も記したるが、男2名を、互いを視認出来る環境に置くとどうなるかという顕著なる例として何度でも記す)。
上野に於いては、最初に導入されたるサーナとアサンテの、巣立ちヒナに毛(いや羽)の生えたるが如き少女時代より共に暮らしたるを以て、この2名の、現在でも同一庭内に放飼されておる訳であるが、これは逆に例外中の例外なのである。共に女である事と、幼馴染(だからというて仲良しな訳では全く無し。単に互いを見慣れておるというダケである。ここを間違えてはならぬ)である事、放飼されたる南庭(今は第一放飼場と呼ぶのか?)の面積の広く、距離も取れ、互いをそれ程視認せずとも済む作りになりておる事から、2名同時放飼が成立しておるに過ぎぬのである。わがempressターノの居りし頃は、そもそも男のおらぬ女4名であって(導入時の男ブワナの早逝により、新たに男女各1を発注し、わがターノとミリーの納品されたるが、男と思われたわがターノの女と判明、仕方なく女4名となった)その頃はわがターノの圧倒的強さを誇り、謂わばNo.1の地位にあり、他3名はわがターノより逃げ回って暮らしておった。わがターノの、望みの時に飛び立つに従い、玉突きの如く全員が一斉に移動する事となりて、当時同居のフラミンゴの喧騒と相俟って、傍目からは見ものであったが、わがターノ以外の全員(含フラミンゴ)の、都度恐慌を来たしておった訳であった。その後ハトゥーウェの登場で、わがターノはNo.1の地位より降ろされ、最強女となった訳であるが、わがターノにしたところで、一騎打ちでぼこぼこにされたる後暫くは、これがわがターノかと思う程びびんばになっておったのである。そして女3名は、怖い相手が2名に増え、いよいよ怖ろしき事になったのであった。というても、初期のハトゥーウェは、これも巣立ちヒナに毛(いや羽)の生えたるが如き少年であったゆえ(図体はでかかったが)、大人しく穏やかで、女4名に見向きもされぬ平和な状況が暫くは続いたのである。が、野生動物の成長の早くして、当然ながらその平和の、長くは続かなんだ。
写真及び動画にて確認する限り、那須の3名は少なくとも導入時は、やはり巣立ちヒナに毛(いや羽)の生えたるが如きである。しかし、だからといって甘くみて一緒にしておくと、忽ち血で血を洗う抗争に至るは、上野のハシビロたちで証明済である。飼育環境にしろ何にしろ、初めて飼育する動物について、一体那須は事前に上野や千葉(千葉は殆どアテにならぬが)にリファーしたのか。リファーした結果がこれであれば噴飯ものであるし、リファーせずに我流でやれるつもりであの様にしておるのであれば、無知と傲慢にも程がある。
現在那須のやっておる事は、徒に動物を危険に曝すだけの暴挙である。あの飼育環境は、虐待レベルである。
一刻も早く、是正されたい。ハシビロコウは、IUCN Red List 2014でも、引き続きVU(正確にはVulnerable C2a(ii), ver-3.1による。簡単に言うと野生成体数1万未満で継続的減少がみられる状態)に分類される、最早立派な希少種である。無駄に「消費」するような真似は許されぬ。
近頃の上野(西園走禽舎!)といい、野生動物を見せて喰っているやつらが、なにゆえ飯のタネを大事にせぬのか。揃いも揃って動物殺しどもめ!
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W杯終わる
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-07-14-1
2014年7月14日ドイツ勝ってW杯終わる。これ程試合を見る事能わなんだW杯は初めてであった。前回より更に見れなんだは、ひとへに猫による。うううう(泣) チクショー、決勝はブラジルxオランダと決めておったに、全く逆で、しかもドイッチラント優勝とは。で、6大会ぶりと聞き、ええっあれって6大会=24年も前だったの!と月日の流るる速さに愕然とするわれであった。
スポーツ
そる
2014-07-14T11:18:38+09:00
ドイツ勝ってW杯終わる。
これ程試合を見る事能わなんだW杯は初めてであった。
前回より更に見れなんだは、ひとへに猫による。うううう(泣)
チクショー、決勝はブラジルxオランダと決めておったに、全く逆で、しかもドイッチラント優勝とは。
で、6大会ぶりと聞き、ええっあれって6大会=24年も前だったの!と月日の流るる速さに愕然とするわれであった。
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人事(ヒトではないが)異動情報(者共)
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-06-02
2014年6月2日近頃とんと上野詣で叶わぬわれは、marigold氏のblogにてわが者共の様子をチェックしておるのであるが、今朝の記事に於いて、東京新聞に者共の記事の掲載されたるを知る。以下がリンクである。動かぬ怪鳥 繁殖へ動く
ハシビロコウ他動物
そる
2014-06-02T10:14:02+09:00
近頃とんと上野詣で叶わぬわれは、marigold氏のblogにてわが者共の様子をチェックしておるのであるが、今朝の記事に於いて、東京新聞に者共の記事の掲載されたるを知る。以下がリンクである。
動かぬ怪鳥 繁殖へ動く
ご存知者共担当前任者の葛西氏のコメントを中心に記事になっておる。Lowry Park Zooは、動物園におけるハシビロコウ繁殖の二例目として、者共フォロワー(とは巧くはまる日本語が意外に無きものである)の間では既に名高き園であって、かねてより「男女交換しませんか」のオファーのありて、上野としては「男は要らん(今でも困っておるに)、女の子貸すなら良い」という事で、話は成立しておった。が、この度のこの記事で、具体的な移動のスケジュールが決まりつつあるという事の判明す。葛西氏の当初目論見では、嫁に出すのはミリーであろうとの事であったが、現飼育員氏の意見もあろうし、現時点では、誰になるかは上野の方も未だ断言は出来まい。
ちなみに記事の写真は、わがempressターノ(現Empress Tano Maria von Wuppertal)である。「ハシビロコウというもの」の参考写真であるから、こうなるのである。何しろ、上野の個体にあらざる誰だか分からぬハシビロ写真がこの間まで平然とチケットに使用されておったぐらいであるから、われら者共フォロワーが気にする程には、園は個体差をじぇーんじぇん気にしちゃいねえのである。わがターノは押し出しがよく立派なので、こうした写真にはうってつけである。わっはっはっはっはっ
という事で、ターノなのですよmarigoldさん。
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【訃報】ホフマンナマケモノ
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-04-15
2014年4月15日コウ女の逝きし。コウは上野動物園のホフマンナマケモノである。と、今更書くまでもなく、此処で散々住環境悪化を取り上げたる対象である。やうやう暖かくなりて、この無理解なる放飼場にても何とか陽光を浴び踏ん張りてほしきものよと思うておったが、最早その時の来ず。あれ程に訴えども何ひとつ変わらぬ走禽舎の惨状は、己が無力をこの上無く見せつける。死亡は13日という。われとした事が、多忙に紛れて2日間も知らずにおった。コウには衷心より陳謝する。辛い晩年を送らせてしまいたる事、状況の遂に好転するを得なんだ事、誠申し訳なく思うておる。何か月も閉じ込めず、使い易き設備にて、行きたき時に銀杏の木で過ごせる環境のあれば、結果は違った筈である。全ての生物はいずれ死ぬ。だが、相手が物言わぬを良い事に、独善的管理で命を縮めれば、それは立派な虐待である。コウは非常な高齢であったが、死因を高齢で片付けられてはかなわぬ。はっきり言う。走禽舎は最早「死の動物舎」となっておる。一体あと何頭殺されれば、この悪夢は終わるのであろうか。コウ、本当にすまなかった。どうか天上にて、ヒデとのんびり過ごしてくれ。久しぶりに会うて、かつてそうであったように、思う存分いちゃいちゃしてくれ。☆単なる動物園の一パーツに過ぎぬと言わんばかりの、実に素気なき訃報。「コウ」の名すら掲示されず。 とにかく、コウ女は、あの環境、あの担当者からは解放されたのだ。死を以てという最悪の結末であったが。
ハシビロコウ他動物
そる
2014-04-15T11:32:32+09:00
コウ女の逝きし。
コウは上野動物園のホフマンナマケモノである。と、今更書くまでもなく、此処で散々住環境悪化を取り上げたる対象である。やうやう暖かくなりて、この無理解なる放飼場にても何とか陽光を浴び踏ん張りてほしきものよと思うておったが、最早その時の来ず。あれ程に訴えども何ひとつ変わらぬ走禽舎の惨状は、己が無力をこの上無く見せつける。
死亡は13日という。われとした事が、多忙に紛れて2日間も知らずにおった。コウには衷心より陳謝する。辛い晩年を送らせてしまいたる事、状況の遂に好転するを得なんだ事、誠申し訳なく思うておる。
何か月も閉じ込めず、使い易き設備にて、行きたき時に銀杏の木で過ごせる環境のあれば、結果は違った筈である。全ての生物はいずれ死ぬ。だが、相手が物言わぬを良い事に、独善的管理で命を縮めれば、それは立派な虐待である。コウは非常な高齢であったが、死因を高齢で片付けられてはかなわぬ。はっきり言う。走禽舎は最早「死の動物舎」となっておる。一体あと何頭殺されれば、この悪夢は終わるのであろうか。
コウ、本当にすまなかった。どうか天上にて、ヒデとのんびり過ごしてくれ。久しぶりに会うて、かつてそうであったように、思う存分いちゃいちゃしてくれ。
☆単なる動物園の一パーツに過ぎぬと言わんばかりの、実に素気なき訃報。「コウ」の名すら掲示されず。
とにかく、コウ女は、あの環境、あの担当者からは解放されたのだ。死を以てという最悪の結末であったが。
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全月ばか
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-04-01-1
先程は、飼育員氏の異動以外は、者共を始めとする動物にとりて良き話であった。これに反し絶望的なのが、われが唯一頼みに思うておったベテラン氏の抜けたる走禽舎である。絶望的なる担当者は、引き続き走禽舎担当なのであった。上野の人事権者は、一体何を考えておるのか。この担当者同様、人事権者も動物を見ぬ者である事の間違い無し。リク、コウ、タテガミ夫婦、オオカンの面々の、非常に心配である。
ハシビロコウ他動物
そる
2014-04-01T11:26:36+09:00
これに反し絶望的なのが、われが唯一頼みに思うておったベテラン氏の抜けたる走禽舎である。
絶望的なる担当者は、引き続き走禽舎担当なのであった。上野の人事権者は、一体何を考えておるのか。この担当者同様、人事権者も動物を見ぬ者である事の間違い無し。リク、コウ、タテガミ夫婦、オオカンの面々の、非常に心配である。
走禽舎の、ここは30年前の動物園かと思わせる惨状の全く変わる事無し。しつこく繰り返すが、確かに走禽舎自体、築30年どころでない古さなのではあるが、であればこそ飼育員の工夫・努力にて、設備の悪さを補う居心地の良さのありしものである―――現担当者の担当となる以前は。リクが放飼場の、相変わらず邪魔な倒木だか流木だか(しかも2本)のみのごろんところがされたるのみにて、植栽の一切無し。冬の寒さにも一切対応無く、この分では夏の暑さにも一切対応は無いであろう事は想像に難く無し。というか、間違い無し。以前リクがここで暮らしておった頃(すなわち前任者までの時代)は、少なくとも放飼場については避暑小屋(冬は暖をとる)もあり、植栽の無き分わらも沢山与えられておった。現担当者は、己が負担となる追加業務は一切せぬ人間なのであろう。恐らくリクは、昨年の如く、しょぼき「繁殖センター」にて夏を過ごさざるを得まい。ツチブタとタテガミオオカミの夕刻の食事は、客のいる間は行われなくなった。常連客が食事の内容にうるさきゆえであろう。暖かくなりしにも拘わらず、コウは全くやる気無く、暖房に寄り添うて休むばかりであり、一方、コウの希望に全く沿わず、ゆえに全く使用されぬフィールドアスレチック施設は、奇妙なるあずまや(?)の崩壊寸前であるが、これも放置されておる。地上180cm以上(地表位置が客と異なるゆえ正確ではないが)の崩壊寸前の施設が、放置されておるのである。昨今は強風も極めて多く、何かの拍子完全崩壊し落下せぬとも限らぬ。それがたまたま地表にツチブタのおった場合、如何に危険なるか。そういった事にも一顧だにせぬ者が、引き続き走禽舎の担当なのである。こうなると、上野はむしろ管理職も異動した方が良い。動物を見ないから斯様な人事を平然と行うのである。使えぬ管理職は何処の職場にもおるが、この場合、動物の生命・生活に直結する。余りに迷惑である。
ここ2年でわが上野詣での極端に減りし理由の大を、この問題が占めておる。現在の走禽舎住民の窮状は、見るに耐えぬ。今日日倍率的に難関この上ない動物園で動物に直接関係する仕事をやっている人間、即ちプロフェッショナルである筈の人間が、なんでこれ程使えねえのか。幸い、当方に異動したるベテラン氏に代わって走禽舎に来る新たなるベテラン氏は、遠慮せぬ御仁と聞く。なんとかその御仁に現担当の根性を叩き直して頂きたく、それが無理ならせめて叩きのめして頂きたく、住民たちを救って頂きたい。われは切に願うものである。
誰でもいいから動物を見る、動物を知るやつだけが動物園をやってくれ。飼育員をやってくれ。
いたずらにいじり、もしくは放置し、殺すだけならシロート以下である。
これがエイプリルフールであればどれほど良いか!
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謝意
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2014-04-01
2014年4月1日全く以て更新の滞るを通り越し、最早放置状態のこのblogである......。4月となりて、本日付で都立動物園の大幅なる人事異動のあり。記録の為、とり急ぎ記す。まずは何と言うてもわが者共の担当飼育員氏である。めでたく定年を迎え、本日より東園勤務である。勤務先は、わが朝青龍も相談に訪れたる、案内所2階の動物相談室である。ゆえに動物相談のある向きにとりては頼もしきものである。ちなみに氏の後任であるが、これは氏のお墨付きのベテラン(の域に入るであろう)の、氏の引きで多摩より異動し、無事者共が担当となりし。飼育員嬢は引き続き、更に走禽舎を担当しておったベテラン氏もこちらに加わり、者共・フラミンゴ・アフリカアパートはとりあえず安泰とみて良かろう。 ☆あまりに長く放置しをりしゆえ、念の為記すが、「者共」とはハシビロコウを指す。飼育員氏には、大変に世話になった。者共はもとより、フラミンゴ、アフリカアパートの住民、更に他の動物についても、示唆に富むご教示を多々賜わった。感謝に堪えぬものである。ご当人には申し上げたが、再度この場で御礼申し上げるものである。
ハシビロコウ他動物
そる
2014-04-01T10:08:48+09:00
全く以て更新の滞るを通り越し、最早放置状態のこのblogである......。
4月となりて、本日付で都立動物園の大幅なる人事異動のあり。記録の為、とり急ぎ記す。
まずは何と言うてもわが者共の担当飼育員氏である。めでたく定年を迎え、本日より東園勤務である。勤務先は、わが朝青龍も相談に訪れたる、案内所2階の動物相談室である。ゆえに動物相談のある向きにとりては頼もしきものである。ちなみに氏の後任であるが、これは氏のお墨付きのベテラン(の域に入るであろう)の、氏の引きで多摩より異動し、無事者共が担当となりし。飼育員嬢は引き続き、更に走禽舎を担当しておったベテラン氏もこちらに加わり、者共・フラミンゴ・アフリカアパートはとりあえず安泰とみて良かろう。
☆あまりに長く放置しをりしゆえ、念の為記すが、「者共」とはハシビロコウを指す。
飼育員氏には、大変に世話になった。者共はもとより、フラミンゴ、アフリカアパートの住民、更に他の動物についても、示唆に富むご教示を多々賜わった。感謝に堪えぬものである。ご当人には申し上げたが、再度この場で御礼申し上げるものである。
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【訃報】オオアリクイ(豪亜南米雑居アパートの危機その22)
https://schusch.blog.ss-blog.jp/2013-07-19
2013年7月19日コウ女については近々続きを記すとして、先週より別件に忙殺されたるわれは上野に通えなんだのであるが、本日ほぼ二週間振りに出向いてみれば、ガンコが亡くなっておった!豪亜南米雑居アパートにおける死者は、遂に3名となった。
ハシビロコウ他動物
そる
2013-07-19T17:33:56+09:00
コウ女については近々続きを記すとして、先週より別件に忙殺されたるわれは上野に通えなんだのであるが、本日ほぼ二週間振りに出向いてみれば、
ガンコが亡くなっておった!
豪亜南米雑居アパートにおける死者は、遂に3名となった。
斯様な事があって良いのか。
寝室の土を奪われ、食事内容を確たる論理的科学的裏付け無しに変更され、このクソ暑い中、放飼場に葦簀も設えられず、ガンコは死亡したり。
現担当者に代わりてより、2年も経たぬのに、3名の死者である。何故斯様な無責任がまかり通るのか。
おまけに、今回もまだ発表は無い。上野は何を考えておるのか。
明日のZoo Expressに言及の無ければ、またぞろ戦う必要があるのである。
全く、われは非力なり。だが、闘い続けねば、コウ女もツチブタも危ない。せっかく婿に来たフジオも、残されたオオカンガルー達も危ない。
ふざけるな上野。担当者を何とかせよ。
ガンコ、すまん。本当にすまん。
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