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難癖続く [朝青龍]

大相撲初場所後である。

わが朝青龍が、またも優勝を遂げた。実にめでたいことである。今回は、出島に不覚をとったものの、その一敗のみにての完璧なる優勝であった。それにしても、毎度の事ではあるが、あの大関陣は何事であるか。余りにも負け過ぎである。負け越し一人、千秋楽にようやく勝ち越すもの一人、10勝二名、9勝一名とは、一体どういう体たらくか。関脇・小結も負け越しかギリギリ勝ち越し、このような三役が8勝如きで居座るから、元気のいい若手に役がつかず、一向に新陳代謝がなく、停滞が続くのだ。せめて大関の場合は、勝ち越しではなく10勝を義務付けた方がよいのではないか。わが朝青龍が何もしなくとも、勝手にどんどん負けていってしまい、わが身個人はうれしいが、相撲全体としては面白さが激減するのだ。今や三役以上で面白いのはわが朝青龍の取組だけという情けなさである。白鵬には早く勝負勘を取り戻し、今年中の横綱昇進をお願いしたい。もう一人横綱がいないと、わが朝青龍が何をやっても「ただ周りが弱いだけ」といった嫌がらせが絶えぬ。北の湖すらがそれを言うのであるから、最早末期症状なのだが。わが朝青龍には、この調子で自分との勝負に勝ち続けて頂きたい。

ところで週刊現代が、またもや埒もない言いがかりをトップ記事に仕立てた。わが朝青龍の八百長疑惑である。しかも先場所は15勝中11勝は買った星だというのだ。馬鹿も休み休み言って頂きたい。あれ程の負けず嫌いが、金で星を買う訳がなかろう。多分「勝ち続ける一人横綱」が日本人であれば、今朝青龍が受けている数々の言いがかりや嫌がらせはほとんど無いハズである。日本人はなにしろせこい。わが身は日本人なれど、そのせこさには恥じ入るばかりである。だいたい、何度も言うが、かつてのハワイ勢は、見るからにガイジンであったから、「あの体の大きさでは、勝てぬのも致し方ない」という言い訳も説得力があったかも知れぬが、体格も見た目も日本人と区別のつかぬモンゴリアンに勝てぬことについては全く言い訳がきかぬので、別の方法で相手を貶めようとしているのが余りにもあからさまであって、これを恥と思わぬ輩が同国人であるかと思うと、わが身としては、恥じ入らざるを得ぬのである。まこと、日本のマスコミというのは、かくも下劣である。

ところで、横審の新委員長は、なんとNHK会長を降ろされた海老沢某である。NHKで「えびじょんいる」とまで呼ばれた不埒者である。平委員からの繰上げであるとはいえ、毎度の事ではあるが、なんだこの人事は。横審の品格こそ問われるべきである。

ということで、折角わが朝青龍が初場所から力強く優勝し、大変に高揚させてくれたというに、周囲のえげつなさに不機嫌にさせられることしきりの一月である。


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