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いててて [わが身の不幸]

2008年9月8日

気分が悪い。

腰痛である。
昨朝起き上がりし時より、若干の兆候はあった。が、ポストの口のばねがいかれしゆえ、炎天下にしゃがみ込みドライバーを操り延々と作業を行ないしのち、終わりて立ち上がり、ここで本格的に発生したのである。御蔭で昨日は、以後湿布薬を貼りて無為に過ごす。安静を保ちておったが、今朝もやはり治りてはおらぬのであった。腰痛であるから、そりゃ一日で治る訳はないのであるが、腰は痛い。何が痛いというて、手や足ならそこを局部的に使用せずにおくことはある程度可能であるが、腰は何によらず、使わざるを得ぬところが痛い。寝返りにすら、使うのであるからして。昼休みに勤務先近くのスポーツ接骨院を訪ねるが、生憎現在改装中にて休業であった。ゆえに本日は勤務先を早退し、自宅近くの接骨院へ赴くこととする。この自宅近くの接骨院は、腕は大変良いが、異常に時間がかかる。何故と言うて、接骨師が非常な話好きである上、近隣の住民が大した問題もなくして暇つぶしに訪れる、ゆえに院は半ばサロン化し、己が番になるまでには相当の無駄話を聞かせられる破目に陥り、おまけにそれがいつ果てるとも知れず、延々と続くのであって、重篤なる問題を抱えた身にはかなりきつい。身体が痛いのと、にも拘わらず斯様なる理不尽なまでの無駄な待ち時間を院内に於いて無為に過ごすことに耐えるのが痛いのである。が、腕は良きゆえ、仕方なく、こらえて通いはするのだが、一方でどこぞに良き院のなきものかと探してもおる。勤務先近くに良さげなるスポーツ接骨院を見出したる時は、よっしゃあと思うたものであるが、この肝心なる時に改装中とは、これも日頃のわが行ないのタマモノであろう。

気分悪き要因はもう一つある。謂わずと知れし、大麻騒動である。
 
 
露兄弟においては、検査の度重なる陽性反応により、大麻使用が確定的と断定的に報じられておる。検体は同一であるから、何度試せども検査結果が同一であることは想像に難くない。ここで吟味されるべきは、陽性反応の真偽ではなく、何を以て陽性反応が現出したかであろうと思われるが、その事に触れる報道は、「当然ながら」ひとつたりとてない。これは、既にとうの昔に言い飽きたることであるが、明らかに狙い撃ち報道である。結果とは、検体の検査のみならず、露兄弟の主張せし薬品薬物(故障関連の薬物、一部に噂されし養毛剤の類他、例えば検査前1週間~1月の間に露兄弟の服用・使用せし薬品薬物の全て)を分析し、大麻陽性反応を引き起こす成分の有無を確認し、その結果までを含みて結果と言えるのではないか。これをやっておるのかどうか、報道が「全く」なきゆえ、われには知るすべはない。露兄弟を庇うて言うておるのではない。既にとうの昔に言い飽きたることではあるが、報道はアンフェアだと言うておるのである。もし最終結果が大麻使用と出た場合でも、それは結果オーライなのであって、現段階において大麻使用を前提に報道を畳みかけるべきではない。カストリ共には最早何一つ期待はせぬが、一般紙までもその体では、来たる裁判員制度に於いて、この国では一体「推定無罪」は可能なのかと、絶望的なる気分である。ちなみにわれは、日本人には陪審員制度は不可能であると考えておる。

ドーピングでわれの思い出すは、1988年のソウル五輪である。ある北欧の選手に対象薬物の陽性反応が出た。が、その後の検査により、風邪をひきしこの選手の、医務室にて処方されたる風邪薬に高麗人参が配合されており、この高麗人参が反応したということが判明し、無罪放免となったのである。その話は放免後に明らかになりたるゆえ(NHKの当時の五輪放送の際、トピックのひとつとして紹介された)、風邪薬に高麗人参の含まれたること、まことソウル五輪らしきもの、とわれはむしろ微笑ましく聞いたが、当の選手は、判明まではさぞや暗澹たる気分であり、嫌な思いもしたことであろう。検査は徹底的にきっちりと行なうべきである。検査対象者の人生がかかっておるのであるから。そして、既にとうの昔に言い飽きたことではあるが、何か言われるようなことをやった人間には「自業自得」の一語をテコに何を言っても良い、ということにはならぬ。マスコミは、少しは松本サリン報道を思い出すと良い。またマスコミ・カストリ共の尻馬に乗りて騒ぐ一般人民は、斯様なる手法を放置し、あまつさえ加担するとすれば、己も斯様に理不尽なまでに不当なる攻撃にいつ何時晒されるか分かったものでないという状況を、肝に銘じるべきである。自分の番になりて不当だとわめいても、手遅れなのであるから。
 

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