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仔猫の9月 [同居猫]

拙宅に住まう仔猫ニャン太の、参上一ヶ月となりて、仔猫のすっかりと家に馴染み、また小さき者の家内を行き来するのに住人もやうやう慣れたり。

仔猫は実によく眠る。ばたばたやっておったのが、静かになりしゆえ、ふと見れば眠りておる。ムツゴロウによれば、眠る間に細胞の育つゆえ、仔猫には眠るだけ眠らせておけとのことであるが、実際眠る姿のあまりに愛らしく、起こせと言われても起こす気には到底ならぬ。せいぜいが、ふとんをかける等のいたずらをする程度である。

うたた寝二階.JPG
☆兄が寝台にて仮眠(兄が妻のいたずら心にてふとんを折り掛けたり)
 
 
この間二階に於いては新型インフルエンザ患者の発生したり。若人しか罹らぬと噂の新インフルであるが、公立義務教育校の養護教諭たる兄が妻の、延々と発生し続ける罹患生徒の只中に日々働きて、つまり所謂「濃厚接触者」である訳であるが、現実に高校よりウィルスを持ち帰りしわが甥の他、家人の何人たりとも感染せず、若人しか罹らぬとの噂の真なるを証明せり。ニャン太に至りては、他種たる猫ゆえ、罹患者と写真の如き濃厚接触を重ねたるも全く罹らず、ひたすら元気一杯なり。ちなみに、われとしてはやや意外であったが、ニャン太の、マスクをせしヒトに全く動転せず、誰なるか判別したり。これが全体像を捉え判断せし結果であるのか、単に鼻と口はどうでも良いのかは不明である。猫は動体視力は素晴らしいが、静物に対する視力は大したことの無しとも聞くが、マスクを付けたるヒトは動体・静物のどちらに入るのであろうか、ナゾである。

つき合う.JPG
☆浴槽内にて濃厚接触(←違う写真の説明の如し.......汗)
 
 
いたずら盛りのニャン太の、猫の御多分に洩れず袋を好みたり。紙袋レジ袋手提げ袋を問わず、見れば入り込み、満足気なり。そのまま運ぶも自在である。

袋入り.JPG
☆袋に入りし仔猫を袋ごと昼寝箱に持ち込む
 
 
仮眠の際には、楽しきいたずらでも夢見ておるか、ほくそ笑むニャン太であった。

笑む.JPG
☆笑うておる............(汗)


こうして仔猫の9月の過ぎたり。
 
 

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