SSブログ

青き龍の天に還る [朝青龍]

第68代横綱朝青龍明徳引退後である。

引退相撲より、既に数日の経つ。先に記したる通り、われは引退相撲及び引退披露パーティに参じたり。わが朝青龍が引退儀式を見届け、わが内なる朝青龍との日々に区切りをつけんが為なり。

区切りのつきたるか。

否。

むしろ逆である。

日に日に募るこの寂寥感はどうだ。己が人生に於ける重要なるもののひとつの、決定的に失われたることの、斯くも重く、斯くも空しきは。天才の場の失われたるを目の当たりにせしことの、斯くも苦しきは。
失ってはならぬ力士であった。もう二度と、見ることの叶わざり。

言いたき事は山とあれど、言葉にならず。後日に譲る。恐らく当人こそ、腹膨るる思いに外ならず。一家の仲良き様を目にしたるは、数少なき救いなり。
 
 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。