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南庭の馬 [ハシビロコウ他動物]

2011年02月22日

上野に行った。
確かにすっきりと良き陽気ではあるが、平日日中としては異様に混んでおった。前日2/21に中華パンダの無事上野到着のニュースの日本国中を駆け巡りたるによって、即日公開と思い込む愚か者の必ずおるであろうと予測しておったが、上野も同様の予測をしたものと見え、西園入口には早速下の看板の出されておる。

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☆.....と何度も言っておったろうがテレビで!


無論、この混み合いの全てが愚か者の成せる業にはあらず、パンダ到着のニュースを見聞きし、そういえば暫く動物園に足を運んでおらぬという事に気づき、行ってみるか.....と思い立ちたる者も多きとみた。とすれば、パンダ到着のニュースだけでも、上野のみならず全国各地の動物園の集客に一役買いしものやも知れぬ。われは動物好きながら、パンダ到着ニュースには過剰なるものを感じておったが、動物園詣での引き金になりたると思えば、まあ良しとせざるを得まい。
 
 
だが当然ながら、こやつはパンダ来園など全く眼中に無し。

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☆「フンフンフ~ン♪」


このところ、者共に人気の物見スポット前には、移動式植込の設置されたり。

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☆「南庭右手前スポット」前

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☆「ハシビロ庭サーナ宅前スポット」前


理由は明らかであって、恐らくは者共と客の小競り合いの発生せし結果であろう。者共のスポットに居る際、客の至近距離に近寄りて騒ぎ喚きちょっかいを出すが常であって、男共はともかく、娘共はいずれも我慢の挙句怖れて威嚇せしものである。ところが威嚇を喰らう客、つまり不躾に近寄る、騒ぐ、手を出すという事を平気で行なう者即ち愚か者であるが、斯様なる者に限って、己が行為も顧みず、苦情を申し立てるものである。この移動植込が苦情の結果か転ばぬ先の杖かは知らぬが、ご苦労な事である。が、少なくとも動物を挑発する行為については、毅然と指摘するがスジであろう。でなければ斯様なる行為は親から子へ子から孫へと伝わり、斯様なる行為をしてはならぬという肝心のところの方は全く伝わらぬのであるからして。

さて、この日は暖かく、ハトゥーウェのみならず、ミリーもまた、Schusch宅玄関先にておむすび化し、寛いでおった。

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☆寛ぎの一時


よそ宅を見ても、わがミナミジサイチョウのやもめも、陽光を浴びて止まりておる。

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☆やもめの日光浴


フラミンゴ池においても、最早若鳥と言える育ちぶりのひなミンゴの、楽しく水に浸りたり。

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☆まだ2月だが.........


一方親たちは、いよいよ以て白くなっておる。顔さえ見えねば鷺と見紛うほどである。

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☆けなげなる親


更に同居のシロトキであるが、珍しく樹上におる。

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☆何やら久しぶりの光景

実はここは、フラミンゴ舎のネット際を巡る樹木の上という高所である。

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☆実は結構高所

ここら辺りに、営巣出来るようにしてはどうかと一瞬思うたが、考えてみれば、ここのシロトキ2羽は親子であるから、宜しく無いかも知れぬ。

と、一周ののち戻ってみれば、こやつは相変わらずである。

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☆「フンフンフ~ン♪」


............まあ良かろう、と南庭に眼を転じると、馬がおった。

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☆なぜか馬

要するに、者共止まり木用の朽木の一部が、馬にしか見えぬのである。これは奇妙なるものである。また、斜め後ろより見れば、者共の後姿にも似ておる。偶然とは謂え、なかなかに面白き。

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☆まるでハトゥーウェを後ろから見たる様である


面白いといえば、ホフマンナマケモノがプレートである。以前は「貧歯目」であったるものが、いつの間にやら変わっておった。

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☆「有毛目」


分類は、実は結構変わるもの、ではある。がしかし、「ケのアる目」とは一体如何なる分類なるか。調べてみずばなるまい。

何の脈絡も無き訪問であった................。
 
 
 


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