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ずっぱりぐっきり [わが身の不幸]

2011年5月24日

上野に行きたるが、これは後日に譲る。というのも、ゾーン・マダガスカルに於いては、リオと市川マロに初子の誕生したるが、写真の加工の時間の無きゆえと、マダガスカルニュース板には未だ発表の無きゆえである。見れば仔は居るのであるから、こういうニュースはタイムリーに出すべきと思うが、担当の変われば、近頃のニュース板はかなりそっけなく、味気無し。ま、それはともかく、斯様な訳で、仔が順調であれば週末にupすべく期しておるわれである。

時に。

拙宅に住まう猫ニャン太の、駆け回る事甚だしきにつき、廊下やわが室の如きフローリングにおいては、常にカーブはギャギャギャギャとドリフティングするがゆえ、床は傷だらけである。床の傷だらけなる事自体は、われに於いては全く構わぬものであるが、けちゃっぷ氏によれば、フローリング上の疾走等は犬猫の腰に悪いという。われの通いし整骨院の整骨師先生も、同様に言うておったゆえに、けちゃっぷ氏の薦めたるコルクマットを敷く事に決定し、購入したるは大分前の話であったが、時間に余裕無く、納戸の置物と化しておった。今年のゴールデンウィークの、暦的に都合良きゆえ、遂に今回腰を上げ、まずはわが室から敷設する事としたり。
 
今回敷設したるは、表面のみコルク、下は合成クッション材の品である。100%コルクのマットの方が良い事は言うまでも無きが、100%コルクの場合、価格が軽く10倍以上はするがゆえ、わが財政状況(ぼんびー)では到底手の届くものにあらず。ということで、楽天市場にて手軽版の入手と相成った訳である。さてこれは、一辺30cmぐらいの、縁がジグソーパズルの如くなりし形状のマットを、繋ぎつつ敷いてゆくというものであって、これを敷くにあたっては、まず床の徹底清掃ということで、またぞろ不要品の除去に始まり室内レイアウトの変更を経、ようやく敷設に着手したるが5/03午後である。初日はまず滞り無くわが室の60%にマットを敷く。準備さえ万端としておけば、意外にさくさくと敷設出来るものよと意を強くし、翌5/04も早朝より敷設作業を行なう。部屋というものは、全く四角にあらざれば、端の部分ではマットの切断加工等の発生する。5/03の作業においては、カッターの刃のダメダメになっておりしところから、夕刻となりて刃の買い出しを行ない交換したるゆえ、5/04の作業に於いては、非常に切れ味良く、作業効率の著しき上昇を見たり。無論刃物を振り回しておるがゆえ、作業中はニャン太の立入禁止であって、わが室のドアは閉め切りであった。ニャン太は折々にドア外に現れ、開けよと騒ぐのであるが、決して乗せられてはならぬ。しかし、ヒトの何者かの出入りの後、ドアの閉め具合の甘かったか、せっせと切断作業するわれの傍らに、いつの間にやらニャン太の居る。隙間を埋めるための細かいカッティング作業に入りておったわれは、両手の開かず、ニャン太を連れ出す事能わず。ニャン太が動向を確認しつつ細かいカッティング作業をしておると、どちらも散漫となり、近寄るニャン太に「こら近寄ってはいかん危ない」と言いし直後、左手人差し指の内側(中指側)をずっぱりと切り取る。作業中断、ぶわわわわと大々的に出血したれば、とりあえず人差し指を口に突っ込み強く吸いつつ、カッターを手に居間へと駆け込む。まずは傷口をぎゅうと押さえつつ、輪ゴムにて第二関節下辺りをぎゅうぎゅうに締めつけ、インディアンの挨拶の姿勢にて暫し待つが、何しろ傷口の切り取りし状態にて、皮膚のフタの無きゆえ、出血は一向に止まらぬのであった。数十分の後、いよいよ輪ゴムにて締めつけている箇所の方が痛くなり来しゆえ、ともかくも傷口を見てみれば、一瞬は止まるが、たちまちまたぶぶぶと血の盛り上がり来たる。血を止めねばどうしようも無きゆえ、ここで一瞬の止まりの隙を縫うて、傷口にコロスキンをたらし、「うぎゃああああおおおおおわああああ」と叫びつつぐっと堪えるが、コロスキンのたちまち血と合体す。そこに更に盛り上がる血入りコロスキンを拭いては新たにコロスキンをかぶせ、数十分これを繰り返したる末、指にはコロスキンで固めた血が山のようになりしも、ようやく一応何とか止血を見る。げに怖ろしきは切れ味サイコーのカッターである。考えてみれば、どうもわれは2年毎にこのずっぱりをやっておるのであって、2013年は気をつけるべしと心に刻んだることであった。
こうして5/04の午後は無意味に終わり、想定外の工程遅れにより、5/05早朝より夕刻に至るまで、わが室のマット敷設作業の続く。残りは20%というところであったが、如何せんコロスキン固めしておる指は全く使い物にならぬどころか、ぐるぐる包帯の上から触れても痛むがゆえ、実に不器用なる作業となり、これ程までに時間を要したのである。ともあれ一応わが室のみようやく作業を終了す。予定では、5/04の夕刻より5/05午前中にかけて廊下のマット敷設の行なわれる筈であったが、負傷ゆえ実行能わず、現在に至るも未だ廊下の敷設は行なわれておらぬ。というのも、5/06午後となりて、実に右膝の痛み出したり。こは一重に5/03-05にかけて、ひたすらしゃがみ込みて敷設作業を行ないしゆえと思われ、翌日、かねてより痛んでおる腰の治療のため予約しておった整骨院に赴き、膝痛を訴えれば、その日より腰でなく膝の治療の優先されたり。というのも、膝が痛むのでは、腰の矯正も出来ぬからである。第一回治療では、モモ筋のがちんがちんであって、笑い袋の如く爆笑落涙しつつ(筋肉が余りに固まると、もみほぐす際は痛いと同時に限りなくくすぐったいものである)もみほぐされたり。その後は順調なる経過を辿り、本日現在指膝共に95%程治って来ておるが、それにしてもひどい目に会うたり。
 
 

 

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