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ナマケモノ哀れ その1(豪亜南米雑居アパートの危機その19)  [ハシビロコウ他動物]

ツチブタ舎のとりあえず扉の開きたるも、問題は尚山積しておる。

5/09、ツチブタの就眠に相前後し、ホフマンナマケモノのコウ女の、活動を開始す。当初は上部の専用暖房横に取り付いておったコウ女であるが、

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☆暖房横にて休む

扉の開きしを知り、夕刻となりて外出を決意する。

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☆試み
 
 
コウ女の、かつての通り下の枝に降りて進まんとするが、生憎、先の道はかつての通りではない。

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☆途中から全く変わっておる


これを見つめつつ、コウ女は暫く考えたり。実に5分近くも考えておったコウ女である。

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☆この態勢で視線を出口に向け、長考に入っているコウ


あたかも「ここからこう行って降りて行って..........あそこ大丈夫かなあ」と思案しておるかの様であった。恐らく事実その通りだったのであろう。何しろ、外へと繋がる麻ロープの、更に下へと向かう枝木に実に大雑把に繋がれ、うっかり枝木に沿うて降りれば地上近くへと至りてしまうのである。

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☆非常に配慮の無き通行路
 
 
しかしコウ女、通路に見極めをつけ、頭より歩を進める。

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☆移動開始

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☆ここまでは以前通りの道筋


上に向かうロープと下に向かう枝木の分かれ道にて、コウ女の暫し考えるが

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☆5秒程考える

しっかりと道を把握し、上に向かう。

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☆上へ、即ち外へ

かくしてコウ女、屋外に出でたり。実に久々の事であるが、コウ女の土地勘(?)の見事なるを、この後改めて目の当たりにするわれである。まずはコウ女、そのままロープを伝いて中央(厳密には中央では全くないが)の立柱に向かう。というのも、屋外に出るに、今現在これ以外のルートは一切無く、このロープ以外に進むべき道の無きコウ女なのであった。

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☆唯一の通行可能路


続く

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