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【天岩戸】ツチブタ哀れ その17(豪亜南米雑居アパートの危機その18) [ハシビロコウ他動物]

明けて5/09である。

この日遂に動物出入口の扉の開かれたり。

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☆遠景

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☆開かれたる出入口
 
 

放飼場の、既に盛大に掘っくり返されたり。

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☆掘り返されたる土、多忙なるムビリ


われの見ておった時には、ムビリの単独にてあちこちを掘り返しては寝室と放飼場を往復しておったが、われより早き時間帯においでの方によると、一家総出にて掘り返しを行ないしという。昼日中より掘り返しとは、一家が如何に状況打開を切望しておったかの知れようというものである。
一家の掘り返しにより、新たなる事実の明らかとなる。

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☆露わとなりし鉄枠


地面下には、柱を立てるための鉄枠の施されたり。という事は、この黒き鉄枠の高さまでは、やはりコンクリート固めされておるという事である。また、均されたる地面とこの鉄枠の高低差より、コンクリ上の土は、せいぜい20cm程度と判明する。つまり土は、以前の半分にも及ばず。これ程盛大に掘り返されるも道理、ひとしきり掘れば、たちまちコンクリートに行き当たり、掘るところの無くなるという訳なのであった。しかも全面コンクリとなれば、梅雨時等、一体どのような泥沼となるのか、想像もつかぬ。たった20cmの下がコンクリでは、まず以て、一家の関節が非常に心配である。

われはまたしても暗くなりつつ、寝室へと向かう。

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☆全景


扉の開くと、やはり明るし。その点のみ評価出来る。というても、われが公式に騒ぎ出してからだけでも既に一ヶ月近くが経過しておるのであるが(われが騒いだからという事でもあるまい、他にも苦情は多々あったに相違無きが)、逆に言うと、一ヶ月弱で此処まで出来る訳である。つまり一連の作業は、本来3月中に終わって当然であった筈である。そこに思い至り、怒りを新たにするわれであった。

はしゃぎ回るムビリをしり目に、夫婦は眠っておった。

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☆水入らず爆睡

ムビリは己も中心に混ざろうと懸命に身を押し込める。

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☆「ま、まんなかに!」

かくして上に掲げたる全景写真の如く、川の字にて一家は休むのであった。

ツチブタについては、ここで一応告発(?)記事を終えるが、放飼場の土量並びに寝室の意味不明の木組寝台については、尚監視の必要なり。ツチブタファンにおかれては、尚一層の注視を乞い願うものである。

上野へヴィユーザー並びにツチブタファン各位、ツチブタの幸福のため、どうか宜しくお願い申し上げます。


さて、しかしこの日の大問題は、ツチブタ一家就寝後に、放飼場にて発覚す。
これについては記事を別立てする。
 
 

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